アセクシャル（Aセクシャル、エイセクシャル）総合情報サイト・交流（掲示板等）サイト

野生動物の中には、ライオンなどのように群れを作り、ある程度の役割分担がなされている動物も多くいる。しかし、ハチやアリ、そしてハダカデバネズミが営む社会（真社会性）は、それよりもはるかに厳しい。

真社会性の条件は次の3つ。

1. 親と子供が一緒に住んでいる

2. 協力して繁殖する（親以外の個体が子供を育てる）協同繁殖・共同繁殖。

3. 繁殖しない個体がいて、役割分業が起きている。

1と2の条件だけであれば、該当する動物は多い。しかし、その上で｢繁殖しない個体がいる｣という点が、真社会性の特徴だ。アリやハチの場合だと、女王アリや女王バチしか繁殖できないように、ハダカデバネズミの社会でも女王ネズミしか子供を産むことはできない。

一切ありません。

＞Mさんへ

はじめまして。アロマンティックアセクシャルを自認している女です。参考になるか分かりませんが少し書かせて頂きます。

数年前、私もMさんと同じように自分が性行為の際にどう思うのか、性行為ができるのか気になったので、風俗(軽いもの)で働いてみたことがあります。

結果、私には性嫌悪がないので、そこまで苦痛に感じることはなかったです。そもそもロマンチックな雰囲気がよく分からなかったので、こちらはマッサージの延長みたいな印象でした。

結局仕事では最後までしませんでしたが、やろうと思えばできたと思います。でも、高額なお金が必要とか、どうしても子供が欲しいとか理由がないとしないと思います。理由を聞かれると難しいのですが、行為にメリットよりデメリットを感じます。

性嫌悪のないアロマンティックアセクシャルであるという点が理由になるのかもしれませんが、私にとっては性行為も特に意味のある行為ではないというのが感想です。心惹かれるものではありませんが、嫌悪する存在でもありません。誰が相手でもそう思います。必要がないからしたくないだけです。

性行為対する意味付けや性行為を行う理由は千差万別で、特に他人に性的欲求が向くヘテロセクシャルなどは私とは違ったものになると思いますし、男女でも差があると思います。きっと同じヘテロセクシャルだってそれぞれ異なります。そしてアセクシャルだって、それは人それぞれです。全員に当てはまることではないと思っていますので、どんな理由で行うにせよ、行わないにせよ、責められるものではないと思います。

私は何度かアセクシャルの集まりに参加したことがありますが、ひとくちにアセクシャルといっても、考え方や感じ方は様々でした。それに戸惑うこともありましたが、どんな感想を抱いたとしても自分のことが分かるのは自分自身だけです。何を思っても、それによって誰かに何かを言われても、それが自分だと自信を持ってほしいなと思います。

しかし、傷つくと分かっていて行うなら自傷行為になると思いますので、慎重にご自身の心と相談されるといいと思います。くれぐれも無理はなさらないでくださいね。

最後に、勧めるわけではありませんが、私は試して良かったと思っています。

あまり質問の回答になっていないかもしれませんが、何かのお役に立てれば幸いです。

⚠️アセク辛い文章

用語と言うより、予想段階含む用語

(今後のトラウマからの当事者救済などに役立つ研究に

アンケート、統計を取る価値あり？)

・自己性行為

→自らの身体の性的な部分に触れるなどする事　

一般的な自"癒"行為と違うのは、アセクシャルは、そこに「癒し」があるとは限らない。

・性的自傷行為

自らが心的外傷を負うと自覚しながら、自己性行為を行なってしまう事。または、「今度こそアセクを治せるはず...ははは」と、自己暗示にかけ、行為を行なってから激しい後悔と、精神的外傷を負う。

他者には向かない性的欲求がある場合、事態は深刻になる可能性がある

・自己強姦

性的自傷行為の中でも、特に酷い物。トラウマは、数週間から数年に及ぶ場合がある。

その行為に及んでいた時の場所に何週間も近づけなくなる、その時の服を捨てる、自分が激しく汚れてしまった感覚に襲われる等する場合がある。

「レイプファンタジー」と呼ばれる事象との関連が深いとみられる。

上記の行為は、

誰にも向かないあ性的衝動、及び身体の単なる信号としての性行為に対するセロトニンの分泌反応を伴ったアセクシャルを襲うケースが多いと見られる

解離性同一性障害、多重人格障害などの患者に多いとみられる

どうもお久しぶりです。S2です。以前書き込みをしてからはこの掲示板を見たり、アセクシャルについての本(ソンドラ・デッカー氏著)を読んだり、バリバラのアセクシャル特集やもっと深くインターネットでアセクシャルのことを調べたり……といったことをしていました。

こう調べていると、『創作物のなかにアセクシャルのキャラクターは存在するのかな？』と考えるようになりました。しかし、パッと思い浮かぶアセクシャルのキャラクターて思い浮かぶのかといったら、そうならない。意外にもアセクシャルは創作物でももっと深く広げれるものだけど全く未開のものだなあと思いました。(かなり抽象的ですんません)
こう考えあぐねているとネガティブな考えも出て来まして…。たとえアセクシャルのキャラクターを提示しても他者(マイノリティとされる人々)からはアセクシャルって物語上で何か物足りないんだよねえ〜、と言われるイメージが浮かんでしまうという、自分の中に未だ染み付いている社会からの恋愛至上主義が暴走して落ち込んでしまいます。
ひとこと掲示板でドラマでアセクシャルのキャラが登場する！と書かれてましたが、回を重ねれば、アセクシャルじゃない、恋愛をして結婚…と何だろう、創作物にはアセクシャルはいないのね…とまた落ち込み若干の疎外感を感じてしまいます。

別にこれがアセクシャルの人だ！と銘打たなくてイイんです。アセクシャルにも様々な形があるんですし。でもそれらを描くと無限のキャラクターを創れるでしょう。ひとつの作品のなかでだけでも良いんです。恋愛をしない、人とセックスに関心がない興味がない…アセクシャルであることになんら不自由に思わないキャラクターが存在してくれたら。まあまだ、私は知らないだけかもとも思っています。

どうもお久しぶりです。S2です。以前書き込みをしてからはこの掲示板を見たり、アセクシャルについての本(ソンドラ・デッカー氏著)を読んだり、バリバラのアセクシャル特集やもっと深くインターネットでアセクシャルのことを調べたり……といったことをしていました。

こう調べていると、『創作物のなかにアセクシャルのキャラクターは存在するのかな？』と考えるようになりました。しかし、パッと思い浮かぶアセクシャルのキャラクターて思い浮かぶのかといったら、そうならない。意外にもアセクシャルは創作物でももっと深く広げれるものだけど全く未開のものだなあと思いました。(かなり抽象的ですんません)
こう考えあぐねているとネガティブな考えも出て来まして…。たとえアセクシャルのキャラクターを提示しても他者(マイノリティとされる人々)からはアセクシャルって物語上で何か物足りないんだよねえ〜、と言われるイメージが浮かんでしまうという、自分の中に未だ染み付いている社会からの恋愛至上主義が暴走して落ち込んでしまいます。
ひとこと掲示板でドラマでアセクシャルのキャラが登場する！と書かれてましたが、回を重ねれば、アセクシャルじゃない、恋愛をして結婚…と何だろう、創作物にはアセクシャルはいないのね…とまた落ち込み若干の疎外感を感じてしまいます。

別にこれがアセクシャルの人だ！と銘打たなくてイイんです。アセクシャルにも様々な形があるんですし。でもそれらを描くと無限のキャラクターを創れるでしょう。ひとつの作品のなかでだけでも良いんです。恋愛をしない、人とセックスに関心がない興味がない…アセクシャルであることになんら不自由に思わないキャラクターが存在してくれたら。まあまだ、私は知らないだけかもとも思っています。

＞2019-12-24 17:44:43のななしさんへ

＞みなさん、どう思われますか？？
という事なので個人的な意見を述べさせていただくとまず、「自分の子供を持ちたい」とか、「（特に生物学的な性別が女性である人間が）自分の身体で子供を産みたい」と考える事は「異性との性行為を望む」という事や「生物学的性別と性自認が一致している」という事とイコールでは無いはずです。

幼い頃から自分の良心の不仲を散々見せつけられてきた身としては正直な所、「異性の相手と性行為をしたい」と思っていない人間でも「自分の子を得るために必要な作業」と割り切ってそれを行う事が可能な人間は存在するだろうというのが僕の考えです（実際に僕の両親がそうだ、とまでは断定しませんが）。
それに、社会制度や法制度の問題を度外視して考えれば、「シスジェンダーの男女間での性行為」を介さずとも子供を作る方法は既に人工授精のような形で存在しますし、自分と血が繋がっているという条件に拘らなければ養子をとるとか里親になるという選択肢も考えられるはずです。
LGBTは「子供を作らない」「生産性が無い」、だから彼らのために税金が使われるのは間違っているなんて言説が与党の現職国会議員から飛び出してきたのも遠い昔の話ではありませんが、これは正確な実情を反映した言葉とは言えないと思います。
今の日本の法制度では、例えば人生の選択肢として「同性の相手と法律婚をして養子を育てる」といった選択肢は考慮する以前に制度上「存在しない」ですし、子供を持つ人間が戸籍上の性別を変更したければ「自分の子が全員成人した上で、配偶者と離婚する」しかありません。その前に死別するという事もあるかもですが。逆に言えば若いうちに戸籍上の性別を変更したければ自分と血の繋がった子を持つことを諦めろという事にもなります。
セクシャルマイノリティは「子供を持たない」のではなく、「子供を持つ」権利、「生産性のある人間」として扱われる権利が特定の「正しい」とされるセクシャリティを持つ人間だけの特権として独占されているというのが正確な実情ではないでしょうか。

そして何より、シスジェンダーの異性愛者だからといって必ずしも自分の子を持つことを望んでいるとか、ましてやそれができさえすれば相手は誰でもいいなんてことがあるかと言えば、決してそんな事は無いはずです。
好きでもない相手との子を持つことを強要されたくないとか、生物学的に女性だからという理由で「産む機械」扱いされたくない、生物学的に男性だからという理由で「種を作る機械」扱いされたくないというのはセクシャルマイノリティだけの話では無いでしょう。

まあ結局何が言いたいかと言うと、僕はクリスチャンではないので新約聖書の内容についてはあまり偉そうなことを言えませんが、確実に言える事があるとすれば今こうしてパソコンやスマホの画面に向かっている僕達は2000年前の聖書の中の社会ではなく21世紀の現実社会の日本に生きているという事です。
人間は過ぎてしまった過去を変える事は出来ませんし、どんな未来が待ち受けているか知る事も出来ません（書物の内容、それも世界に最も広く出版されている書物なんて、時代や土地によっていくらでも変化してきただろうというのはさておきます）。
「最低でも2人の子供を残せ」という祖母の言葉に強く反発してきた僕ですが、10年後の今頃には何人もの子供を抱えて子育てに奮闘している可能性だってゼロとは言えません。仮にそうなったとしてもそれが父や祖母に強要された結果であってほしくない、と「今の」僕はそう考えているというだけです。
一番最初に大事なのは自分がどんなセクシャリティを自認するかよりも、他人からどんな言葉を投げられるかよりも、それを受けて「今の」自分がどうしたいのかをまず考える事じゃないでしょうか。世の中自分の思い通りにならない事なんていくらでもあるけど、そこをどうすり合わせるのか考えるのもまずは「自分はどうしたいか」を大事にしてからでないと始まりません。
「我思う、故に我あり」です。言葉の使い方間違っているかもですが。

クリスチャンだけど、この時期すごく気持ち悪いのは、
聖書の劇とかに、よく出るイエス誕生物語。
(注:クリスマスは、イエスの誕生日とされている)

新約聖書では、
イエスの母で、当時14歳の処女マリアが、天の意思で自動的にイエスを妊娠した事に
なっているんだけど、
その時、天使がやって来て
何が起こってるかも、まだ知らないマリアの前でいきなり
「おめでとう、恵まれた方」みたいな事を言うんですよ。
そして、マリアが喜んでるか？どうかも無視して、
とにかく、祝福する。

で、このシーンを読み上げる現代のクリスチャンの大人たちも
口を揃えて、マリアが本人の意思に関わらず
赤ん坊イエスを神様に直接妊娠させられて、
「よかったよかった」「祝福だ、祝福だ」と、言って
"イエスの誕生日"としてクリスマスを祝う。

でも、ちょっと待った。

って思っちゃう、

マリアが、アセクシャルだったらどうするの？
妊娠するのが気が狂う程嫌な性同一性障害かもしれないよね？

...だとしたら、これって半ば神様から、レイプされた様なものじゃ...?


って中学生ごろから、考えずにいられなかった...。
まあ、マリアは、コテコテの異性愛か、両性愛者で、
自分のお腹で子どもを育てるのを楽しみに生きて来た14歳かもしれないけれど...。

クリスチャンの家庭に生まれた、トランスジェンダーのアセクシャルの愚痴でした。
読んでくださってありがとうございます。(^^;

みなさん、どう思われますか？？

クリスチャンだけど、この時期すごく気持ち悪いのは、
聖書の劇とかに、よく出るイエス誕生物語。
(注:クリスマスは、イエスの誕生日とされている)

新約聖書では、
イエスの母、マリアが、天の意思で自動的にイエスを妊娠した事に
なっているんだけど、
その時、天使がやって来て
何が起こってるかも、まだ知らないマリアの前でいきなり
「おめでとう、恵まれた方」みたいな事を言うんですよ。
そして、マリアが喜んでるか？どうかも無視して、
とにかく、祝福する。

で、このシーンを読み上げる現代のクリスチャンの大人たちも
口を揃えて、マリアが本人の意思に関わらず
赤ん坊イエスを神様に直接妊娠させられて、
「よかったよかった」「祝福だ、祝福だ」と、言って
"イエスの誕生日"としてクリスマスを祝う。

でも、ちょっと待った。

って思っちゃう、

マリアが、アセクシャルだったらどうするの？
妊娠するのが気が狂う程嫌な性同一性障害かもしれないよね？

...だとしたら、これって半ば神様から、レイプされた様なものじゃ...?


って中学生ごろから、考えずにいられなかった...。
まあ、マリアは、コテコテの異性愛か、両性愛者で、
自分のお腹で子どもを育てるのを楽しみに生きて来た14歳かもしれないけれど...。

クリスチャンの家庭に生まれた、トランスジェンダーのアセクシャルの愚痴でした。
読んでくださってありがとうございます。(^^;

みなさん、どう思われますか？？

＞まーしんさんへ

＞beanさんのお父様は、私の母よりきつい言い方だったんでしょうか？
うちの父親の場合、世代としては終戦直後辺りの生まれで「子供は親に従うもの」みたいな考えはまーしんさんのお母様程強いわけではありませんでしたが、その代わりというか男尊女卑の考え方が非常に強く、「妻は夫に従うもの」みたいなところがあり、男性である僕や弟に対してはともかく、女性であると同時に父にとって妻に当たる母に対しては非常に高圧的だったり今でいうモラルハラスメントに当たるような扱いをしていた所もありました。
それと僕の場合、子供の頃に父方の祖母から「この世に生まれた以上は最低でも2人の子供をこの世に残すのが恩返しだ」と聞かされ、父もそれに同調していたり父の口からも同じことを聞かされたりという事もありました。そして僕自身が弟との2人兄弟な事もあり、「お父さんはお祖母ちゃんから課せられたノルマとして僕達を生んだのか。お母さんはお父さんにとってノルマ達成の道具に過ぎないのか」と悩んだりもしていました。

しかし、まーしんさんの
＞beanさんも、親だって、まだ子供だと考えたら、心が少しは楽になりませんか？
という書き込みを読んで考え直してみると、これも僕の父が人の親になる前に父自身が「お母さんの言いつけを守る息子」という立場から自立できていなかった、そしてそのまま中身を伴わない形だけ「夫」「父親」になってしまっていたのかも、とも思いました。
少なくとも僕は祖母から課されたノルマを達成するため「だけ」に好きでもない女性と我慢して結婚する子供を作るなんて事は絶対にごめんですし、もしそれが家の事とか国の事とか考えていない子供の考えだというなら、そんな子供を「人の親」といううっすいメッキで表面だけ大人のように見せかけて取り繕う事に何の意味があるのかとさえ考えます。

＞子供は、欲しい人が産めば良いんです。愛がなければ、正しい養育なんてできないんだから。
後半についてはともかく、前半については僕も同感です。ただ、「正しい養育」というのは、愛があればできる物とは限らないんじゃないか、そもそも何をもって「正しい養育」とするのかというのは簡単に決められる事では無いのではと僕は考えています。それでもやっぱり、「子供を持つ」というのは親になる本人が希望して本人が責任を持って行う事であって欲しい。
実子であってもそうでなくても、子供を持つ親が「私は自分が子を持ちたいと思ったからそうした」と胸を張って言える世の中であって欲しい。
「本当は子供なんて欲しくなかったけど、やらなきゃいけない事だから仕方なくやった」なんて言われる世の中ではあまりにも悲しすぎる。
仮に「正しい養育」ができなかったとしても、その「養育」の始まりくらいは自分で望んで自分の責任で選び取った事だと言える世の中になって欲しい。

＞新井祥さんて、元女性、現在男性の半陰陽の方なんで、同性愛者等、様々な人々が登場する実録漫画
僕も前に古本屋でたまたま、その方の単行本を目にして購入した事があります。
それまでも悪い言い方をすれば「知識の羅列」として「こういう方もいますよ」というのを文章として並べてある本とかは読んだことがあったのですが、様々な形の当事者に対して「人間同士顔を突き合わせた対話を取り上げた漫画」という形式で掲載された本という事で、僕がそれまでに読んだ本ともまた違った見方ができたりして今でもお気に入りの本になっています。

※一応僕やまーしんさん以外で僕達の書き込みをお読みになった方に対して書いておきますが、僕が言いたかったのは「こういうセクシャリティの人もいますよ」というのを「知識」として文章にしてまとめてある本が決して良くないというわけではなく、新井祥さんのルポ漫画に興味をお持ちになった方がいらしましたら、個人的にはむしろ先にそういう本とかである程度「予備知識」を事前に頭に入れた上で新井祥さんのルポ漫画みたいな本を読んでいく上での助けにする、みたいな読み方をお勧めしたいと思っています。

Lさん、まーしんさんへ。
アセクシャルというセクシャリティについては現時点では客観的な診断法や検査法が確立されているわけではありません。
それにアセクシャルに限らず、自分の性的指向はこうだ、と思っていたものが何かのきっかけでやっぱり別のこういう性的指向じゃないのかとなったりする人も割と存在するという話も聞いた事がありますし、クエスチョニングやジェンダーフルイドのようにそもそも自分のセクシャリティに対する認識が本人にもはっきりしない、あるいは時によって一定しないという人も存在するそうです。
（性的指向は変えられない、という言説もありますが、これはあくまでこれまでの歴史上、主に同性愛者に対して「異性愛者へと『矯正』する」という名目の元に拷問同然の行為が治療と称して成されてきたりした事に対する物であり、「他人にとって都合の良いように変えさせることはできない」ぐらいの意味だと僕は解釈しています）
はっきりした自信が無かったとしても自分がアセクシャルであると考えて納得できるならとりあえず今はそう自認しておく、ぐらいの認識をしておけばいいのではないかと少なくとも僕個人はそう考えています。

＞Lさんへ
＞片想いの時は楽しいのに向こうがこっちに恋愛的な意味の興味を示し出した途端、気持ち悪くなって冷めるって人
僕もあまり自信をもって詳しく知っていると言える立場ではありませんが、この文章を拝見した印象としては「リスロマンティック」もしくは「蛙化現象」といった言葉が当てはまるような気がします。
前者は海外発、後者は日本発の言葉でそれぞれ定義が微妙に食い違っているみたいな話も見かけたりするのですが…とりあえず僕の拙い説明よりも実際にこの二つの言葉を使ってググッてみる事をお勧めします。
リスロマンティックの人の中には「好意を返される事の無いフィクションの人物を好む」という人もいるという話も見かけた事があり、僕自身がそれに当てはまるのではないか、と考えたりもしています。

＞まーしんさん
＞母は、｢結婚して半人前、子供生んで一人前」なんて言ってました
一言一句同じとまではいきませんが、僕も父親や親族から似たような事を言われてしました。僕の場合、同時に両親の不仲に悩まされていた事もあり、「お父さんにとってお母さんや僕達は自分が一人前と認められるための道具なのか」と悩み続けてきました。
今でもこの考えを払しょくできず、まーしんさんのお母さんが仰っていたような言説を見るとその度に、それが僕自身に向けられたもので無かったとしても、「お前は人間じゃなくてお前の親が『一人前』とみなされるために作られた道具だ」と言われているように感じてしまいますし、僕は自分が一人前と認められる事なんかの為だけに、自分の子供に同じ思いを強いる形で自分の子をこの世に生み出したくは無いとさえ思ってしまいます。

＞性的な興味自体はあるけど、恋愛できないから、気持ち悪いと思ってしまうタイプです。私みたいなのって、アセクシャルの中でも、更に少数派なんでしょうかね？
これはあくまで今まで僕がこのサイトに限らず「アセクシャル」を自認・自称する方のブログやサイト等を見てきた上での私見ですが、ひと口に「アセクシャル」と言ってもその中にも細かいグラデーションがあり、「性的欲求はあるかどうか」「性嫌悪はあるかどうか」「他者に恋愛感情を抱くかどうか」といったいくつもの基準において各個人ごとに大きな度合いの違いがある、と僕は考えています。
それに恋愛や性的な物ごとに限らず、「他人事やフィクションの中の事として興味があるかどうか」と「自分もできるかどうか、したいと思うかどうか」は別の事だと思います。
少なくともこの書き込みの冒頭に書いた通り、「アセクシャルかどうか」というのは他人に診断したり計測したりされるような事ではありません。
「アセクシャルを自認したければこうしなければならない/こうしてはいけない」とか考えて自分を縛る必要はありませんし、「こういう事をする/しないならお前はアセクシャルなはずがない」と他人に決め付けられる謂れもありません。

＞2019-10-19 08:54:24と2019-10-19 09:19:54の名無しさんの書き込みへ

＞男性の場合、「恋愛を押し付けてくる」だけど、
＞女性の場合「男を押し付けてくる」と感じるわけです。
「女性の場合」については僕の立場から言える事はありませんが男性の場合、あくまで一個人の私見ですが周囲や社会が「押し付けてくる」のは「恋愛」という以上に「『男性は女性との性行為を経験したり妻子を持ってこそ一人前』というプレッシャー」、悪意のある言い方をすれば「狩猟のように『女を狩る』事で『一人前の男』として認められるという通過儀礼を強いる圧力」の方が強いように僕はいちシスジェンダー男性としての立場から感じています。「草食系男子」という言葉もありますが、これも「恋愛とは『対等な人間同士の付き合い』ではなく『狩る側』と『狩られる側』が存在する『狩猟』である」というイメージが元になっているのではないかと。
だからアセクシャルの男性は「達成しなければならない通過儀礼から逃げているだけの半人前」と他人から認識されたり本人もそう自己認識してしまったりして、自分のセクシャリティを自覚しづらかったり自覚しても他人に明かしづらかったりといった状況に陥りやすいのではないでしょうか。あくまでbeanという一個人の体験に基づく私見であり、他の男性かつアセクシャルを自認する人がこれに同意するとは限らない、と念を押しておきますが。

＞アセクを自覚してる人が少ないだけで実際たくさんいるんじゃないですかね？だって独身の人は山ほどいますし…。
これについても独身の人に限らず女性の恋人なり妻子なりが存在する男性の中にも、「相手の女性が好きだから（この『好き』という部分の具体的な内容についてはともかく）」という以上に「童貞や独身や子無しだと他の男性から（時には女性からも）『半人前』扱いされるから」という理由が大きいという人達は決して少なくないのではないでしょうか。

少なくとも僕が数カ月前にこの掲示板で取り上げた、企業の公式twitterで「いい歳していつまでも独身の人は信用しないし、既婚でも子供がいるかどうかで信用度は異なる」といった言説が飛び出してきた出来事の時にはそう感じました。
他にもインセルや恋愛工学といった事柄についての話を読んだりする時にも僕は同じように考えてしまいます。「あの人達が望んでいるのは女性とパートナー関係や性的関係を持つ事なのだろうか。それよりも、そうした経験を他の男性に自慢する事、そうした経験を持たない事で他の男性に馬鹿にされるという屈辱を払しょくする事なのではないか」と。

そしてその中で（特にシスジェンダーでヘテロセクシャルな）男性達の間では女性に対して「性愛」や「恋愛感情」を感じるかどうか以前に「人間」とすら認識せず、「自分が『一人前の男』として認められるために狩らなければならない狩猟の的」と認識する事が当然視されていっている状況が今でも根強く存在し、名無しさんが指摘なさるような（主に自分を『多数派』と自認している）男性から女性への「男を押し付けてくる」「セクハラや性暴力の問題」の悪化を後押しすることにも繋がっているのではないかとも僕は考えています。

先日この掲示板で書いた「バリバラ」の特集を視聴したので、その中で個人的に気になった事をちょっと。

僕はシスジェンダー男性を自認しているのですが、そんな僕から見て印象に残った部分として、「バリバラ」にアセクシャルの方から寄せられたメッセージの中に、「男性」を自称した物が無かったという話がありました。

ここからは自分語りになるのですが、僕が「LGBT」や「セクシャルマイノリティ」、引いては「アセクシャル」といった言葉を知るようになったきっかけは、前の書き込みに書いた通り僕は「百合」というジャンルを好んでいるのですが、他の愛好者さんのブログや掲示板を探している中でたまたまレズビアン当事者の方が書いたブログに行き当たり、「百合」というフィクションの中だけでなく現実の同性愛者やLGBTに関する問題についての記事も読んだ事でした。

それでも「自分はアセクシャルでは（最近ではもしかしたらリスロマンティックのほうが正確かも、とも思ったりしていますが）」と自認するまでには僕の中では長い道のりがあり、しばらくの間は何となく「可愛い女性キャラが出てくる漫画やアニメを好む自分は異性愛者なのだろう」「だから自分はストレート・アライを目指そう」みたいに考えている時期が結構長くありました。
そんなわけで、どこかでボタンの掛け違いがあったら僕は今でも自分や他人のセクシャリティについて全く考えたりする事も現実社会におけるセクシャルマイノリティにまつわる問題に関心を持つ事も無く、「可愛い女性キャラが出てくる漫画やアニメを好んでいるから自分は『多数派』なんだろう」とぼんやりと認識し続けていたかもしれない、と自分で考えています。

これは僕個人の体験であり、自分でも色々と特殊過ぎると思う話なので簡単に一般化できないのですが、（特にシスジェンダーの）男性に対するジェンダーバイアスとして「ある程度の年齢以上の男性が近親者以外の女性に対して少しでも好意的な感情を抱く場合、それは必ず『性的な欲望』である」とか「言い方を変えれば男性は赤の他人の女性を『性的な欲望』の対象として『だけ』しか見ないものである」「そして『性的な欲望』を抱くならそれは『相手とセックスしたい』とか『パートナーになりたい』『結婚したい』といった欲望と必ず一直線に繋がっているはず」といった偏見は今も根強く存在しているように感じています。

そしてその中で以前の僕のように「自分のセクシャリティは何か」というものを見つめる事も無く、「なんとなく女性に対して好意的な感情や性欲のようなものを抱いたことがあるから自分は『普通の男』なんだろう」とぼんやりと認識しているという男性は（本当に非セクシャルマイノリティかどうかに関わらず）今も実は結構多く存在しているのではないか、とか考えてしまいます。

余談ですが最近テレビでラグビーのワールドカップの話題が盛り上がっているのを見て、ラグビーに限らずスポーツの話なら「自分が実際にプレイする」以外にも「ワールドカップやオリンピックのような大きな大会の時だけテレビで見て応援する」「テレビで見るだけでなく実際に試合会場に行く」「特定の選手やチームのファンとして追っかけをする」「スポーツを題材にしたアニメや漫画を楽しむ」「プレイするにしても本格的にプロを目指すのではなく趣味の範囲で楽しむ」といったように人によって楽しみ方は様々に異なっているし、「ラグビーのワールドカップの話題にちょっとでも興味を持ったなら自分でもラグビーをプレイなければならない」なんて強要されたりしなければならない謂れは無いはずなのに、恋愛や性行為の話になると「フィクションの話としてでも関心があるならアセクシャルじゃないはず」みたいに勝手に他人を判定したがる人が出てくるのは納得できないとか思ったりもしています。

こちらこそ他人へのレスにかこつけて半分以上長々と個人的な愚痴になってしまってどうしようとか正直思っていたので、お2人もコメントを返していただけて本当にありがとうございます。

＞「好きな異性のタイプは?」とか「理想のデートは?」みたいな質問

僕も好きな芸能人に限らず、こういう質問されたりするのを見ると嫌な気分になりますね。
こういうのっていわゆる「天気の話」みたいな役割もあるなんでしょうけど、その事自体がむしろ「相手が性愛者でありなおかつその対象は異性である」という事が「太陽が東から昇って西に沈む」事と同じくらい「いちいち確認するまでも無い当たり前の事」として扱われているんだな、と突き付けられる気分になります。

＞異性愛のラブストーリーだと何だか疎外感や恋愛の押し付けを感じて苦しくなるのかも。「恋愛はこんなに楽しいよ!素晴らしいよ!恋愛であなたの人生が変わりますよ!人として成長出来ますよ!」みたいな価値観の押し付けというか…。

この前はああいう事書いておいてアレですが、僕の場合異性愛を描いたラブストーリーだからと言って必ずしも楽しめないわけではないし、むしろ1人の男性キャラが何人もの女性キャラにモテまくるハーレム物の中にも好きな作品はあったりするんですよ。

でも僕はその場合も男性キャラを自分と重ねて「自分もあんな女性とああいう恋愛したい」とか思えたりした事無いし、むしろ男性キャラの方に対しても「自分とは異なる他人」として何かしら好感を持てたり応援したいと思えたりするような作品とか、ヒロインが相手の男性との1対1の関係だけでなく他の家族や友人や仲間といった相手との交流や人間関係もちゃんと大きく描かれいていたりする作品を好みます。

それにやっぱり異性に恋愛感情を持つ事を「自然」だの「当たり前」だの「誰でも必ずそうなる」だの、特に思春期のキャラクターなら「成長の証」みたいに過剰に持ち上げたり、恋愛しているなら常に恋愛の事だけを最優先に考えるはずみたいな描かれ方は僕も見ていて苦しい気持ちになります。
僕はフィクションでも現実でも「異性愛」という物の存在自体は否定したくないけど、それはあくまで「多様な性の在り方」「人生における数えきれない関心事や問題事」のうちの1つとしてであって、それ以上でもそれ以下でもあって欲しくないって感じです。

＞女性は常に必ず男性に恋愛感情を抱くことはないのが現実的な女性像でしょう。物語の中の女性キャラだってそうです。

これは本当に同感です！
そして男性の立場からこんな事書くのは問題かもしれませんが、勝手に付け加えるなら、男性に恋愛感情を抱いている女性達だって「（特定の）男性に恋愛感情を抱いている」という事以外にもそれぞれに色々な特徴があるし色々な人間関係や問題事を抱えていたりするはずです。
それを架空のキャラクターに対してでも「男性と異性愛関係（片思いも含む）にあるかどうか」という1つの線引きだけを基準に真っ二つに分別してどちらか気に入らない一方を全否定するという考え方自体、そちらの方がよっぽど女性を人間と扱っていない発想に感じてしまいます。

＞08-10 09:05:55の名無しさんの書き込みへ
全く同じ気持ちとは言えませんが、僕も正直よく解ります。
僕の場合他のファンがピンクな妄想垂れ流そうが、そういう妄想とか下ネタがバンバン流れようがある程度TPO弁えていれば容認できるのですが、「お前も同じファンなんだから俺と同じように考えているよな？」と決め付けられたり、逆にファンじゃない門外漢から「お前もあれのファンならあいつらと同じように気持ち悪い性的な事ばかり妄想しているんだろ」とまとめて叩かれたりすると非常に不快な気分になります。
同じ物のファンだからと言って全員が同じ嗜好や価値観で見て同じ消費の仕方をしていると決めつけないで欲しいです。

ここから先は他人へのレスにかこつけたオタクの自分語りになってしまいますので嫌な方はスルー推奨です。

僕の場合、名無しさんのようなアイドルファンではなくアニメや漫画を好むタイプのオタクであり、特にその中でも女性の同性愛や親密な関係を描いた「百合」や、可愛らしい女性キャラクター達がサザエさんのような平穏な日常を過ごす中での友情や悲喜こもごもを題材とする「日常系」といったジャンルを好みます。
（これらのジャンルの定義については色々と異論もありますがここでは割愛させていただきます）
この2つのジャンルはある程度似通ったり重なったりする部分もありながら、れっきとした別のジャンルとして確立しているのですが、どちらも「女性キャラクターが多く登場し男性キャラクターは少ないか全く登場しないことが多い」というジャンルであり、いち男性消費者という立場で僕から見たもう一つの共通点としてその女性キャラクター達が「男性の異性愛の相手」として描かれない（あるいは描かれるとしても、それが必ずしも女性キャラクターの物語上の「役割」の中心として据えられるわけではない）事が多いという点もあります。

そして、僕はこういうジャンルを楽しむ時には自分も「魅力的な女性を見たら『自分の異性愛や性欲の対象』として認識したり『自分のモノにしたい』と思わなければならない」という社会的な男性のジェンダーロールから離れて物語の女性キャラクターを外から見守ったり応援したりする感覚で楽しむ事を望んでいます。

しかし、同じ作品やジャンルのファンを名乗る男性達からそうした作品の女性キャラクターについて「（女性キャラたちの）間に挟まってハーレム状態になりたい」「『自分以外の男が一切関わらない』事が最も重要。少しでも男性キャラクターが物語に関わってはダメ」等と（僕も男性なのだから同意するはずだという論調で）言われたり、逆に作品やジャンルを批判する人達から「女性キャラを描くのに男性との恋愛に関心を持つ様子が描かれないなんて現実的な女性像じゃない。男性消費者に都合よく捻じ曲げられている」とか「こういうジャンルを好む男は全員、他の男を排除して女性達をコレクションのように並べたいだけだ」みたいに決め付けられたりする事が何度もあります。

そして、僕はその度に「お前は男性で女性キャラクターに魅力を感じるのだから異性愛者でないはずがない」とセクシャリティを他人の雑な物差しで乱暴に判定されているように思えて強い苦痛と屈辱感を覚えます。

最近自分はヘテロロマンティック・アセクシュアルなのでは？
と疑問を抱き情報収集をしていてここに辿り着きました。

今までに何人か付き合った男性は居ますが、恋愛というよりも
友達の感覚を求め過ぎて駄目になるケースがほとんどでした。

好きだという気持ちはありますが、出来る限り友情に近い恋愛に
持って行こうとしてわざとそっけない態度を取ってしまいます。
一緒にいる時はもちろん楽しいし家庭を持ったらまあそれなりに
仲のいい夫婦でいられるだろうな、とは思っていたのですが、
相手から当たり前のように愛情とスキンシップを求められるのが
苦手で、このまま一緒でいいのかと不安になっているところで、
結局相手の方が私の態度に疲れたと言って振られました。

この前「荒ぶる季節の乙女どもよ。」というアニメを見ていたら主人公が友人から「（性行為をするなら）誰としたい？」「誰かとどうしてもしないと地球が滅びるとしたら？」と問われて想い人への好意を自覚する、という場面があったのですが、
それを見ていた時にもし自分が同じことを聞かれたらと想像してしまい、即答で「（誰かとそうしないと地球が滅びるなら）そんな地球なんて滅びてしまえ！」という返答が頭に浮かんできて、「アロマンティックかリスロマンティックかよく解らないけどやっぱり僕は少なくともアセクシャルなのかもしれない」と改めて思いました。

他の方にも当てはまるかはわかりませんが、「自分はアセクシャルなのだろうか？」と迷っていらっしゃる方は一度自分が上記のアニメの状況のように問われたらどう答えるか考えてみてはどうでしょう。
（※あくまでジョークです。もし実際に試す方が出てきてもbeanは一切の責任を負いません）

＞07-12 02:44:29の「えぬ」さんの書き込みへ
ふと気になったのですが、そもそも「物語に共感する」というのはどういう状態なのでしょうか。
物語の登場人物と同じような体験を自分もしたことがあれば共感できるのでしょうか？
でも「若くして恋人が不治の病で亡くなったり記憶を失ったりした」とか、「寝ている間に自分と全く異なる環境に住む異性と体が入れ替わっていた」なんて体験をしたことがある人って、たぶん現代の日本で恋愛物の映画を楽しんでいる人の中にもそうそういないですよね…。

おそらくそちらの書き込みの要旨から随分ズレた返信になってしまいすみません。

「いい歳していつまでも独身の人は信用しないし、既婚でも子供がいるかどうかで信用度は異なる」
「未婚や子無しの人間は責任感があっても目先の責任に対してだけ。100年以上先の未来に対してまで責任を持っていない」
あるソフトウェア会社の公式twitterでこんな事を言っていたそうです。
（勝手に要約している部分があり、そのままの引用ではありません）

しかし100年後の事を考えろと言うなら、それこそ僕はこの国で生まれたアセクシャルの人達が「信用」のためにしたくもない相手と我慢して結婚したり、それ以上の子供を持つための行為をやりたくも無いのにせざるを得ないように追い込まれるような社会が100年後も続いて欲しくなんかないし、自分もそんな社会を維持するためなんて理由で、好きでもない相手と結婚したりそれ以上の事をしたりなんて事を強要されたくないと思ってしまいました。

正直ここに書き込んでいい事なのか悩みましたが、他に書き込める場所が思いつかずに書き込んでしまいました。

それとyasuさん、返信ありがとうございます。
自分はアセクシャルでは、と思いながらも恋愛描写のあるフィクションを楽しんだりしているのが僕だけではなかったという事が解っただけでも気が楽になりました。

beanさんへ

初めまして、投稿読ませて頂きました。自分にそっくりだと思い、つい投稿させて頂きました。

私も恋愛描写のあるドラマや映画も観ますし、役者さんやキャラクターも好きですが、恋愛感情はありませんので(アロマンティック)アセクシャルを自認しております。

他人の私があれこれ言う事ではないのかもしれませんが、ヘテロロマンティックやヘテロセクシャルに違和感を感じるのなら、アセクシャルを自認されても宜しいのではないでしょうか。

投稿の中で、

>「ヘテロセクシャルでそれに基づいた欲求や感情を作品に向けている」事を前提に話をされる事が多いように感じて困ったりします。

と、beanさん自身がこのように感じていらっしゃるので、自認されてても何もおかしくないと感じました。

また、グレーロマンティックやグレーセクシャルという言葉もあるほど、アセクシャルとセクシャルはグラデーションになっていると考えている方も多くいらっしゃいます。

自認する事で、腑に落ちたり、安心したり、何も変わらなかったり、人に寄って様々かと思いますが、自分がこう感じたからこうです、という点以外で決まるものではないのでしょうし、気を楽にして考えても大丈夫だと思いますよ:)

もちろんリスロマンティックの可能性を否定するものではありませんので、一個人の意見として聞き流して頂けたら幸いです。

初めまして。beanと申します。男性です。
何年も前から自分がアセクシャルなのではないか？　と考えて正直迷っているので書き込ませていただく事にしました。
自分語りに加え、性的欲求についての話もあるのでご注意ください。

僕は誰かと交際したり性的な関係を持ちたいと思えた事がありません。
子供の頃には学校で同じクラスや部活の女子と仲良くしたいと思った事もありましたが、それもあくまで「友達」止まりという感じで、他の男子達が女子の好みとかについて盛り上がったりする場面で話について行けずに困惑したりしていました。

性的欲求を覚える事はありますが、それもあくまで1人で身体的な刺激を求めるという感じで、他人とどうこうしたいと思ったりする事はありません。
漫画やアニメ、ドラマや映画等で恋愛描写や性的なシーンを楽しんだりする事も多くあります。しかし、僕の中ではそれは例えば推理小説や漫画で名探偵が殺人事件に遭遇する場面を見て楽しむような感覚に近く、自分も作中の登場人物と同じような状況や状態に置かれたいかと言われると強い違和感を覚えます。
漫画やアニメのキャラクター、とくに女性キャラクターに愛着を覚える事はありますが、いわゆる「俺の嫁」とか自分がそのキャラクターと何かをする想像をするような感じというよりは、あくまで作品の外から応援する事を求めるような感覚で楽しんだりしています。

女性キャラクターの魅力を推し出した漫画やアニメを好む男性のオタクというと、同じ作品やジャンルを好む他のオタクからもそうでない人達からも、「ヘテロセクシャルでそれに基づいた欲求や感情を作品に向けている」事を前提に話をされる事が多いように感じて困ったりします。

最近では「恋愛感情を抱く事はあっても両想いになる事は望まない」リスロマンティックという恋愛的指向も存在するという情報を目にして、もしかして自分はこっちなのだろうかとも迷ったりもしています。

うまく話をまとめきれずに取っ散らかっててすみません。

こんにちは、ジャポさん。

質問が目にとまったので、回答させて頂きます。少し的が外れてるかもしれませんが…。
文章から高校生の方ですかね？

アセクシャルか否かの判断はとても難しいですね。

僕の場合を言えば、性交渉やキス、ハグをしたいっていう感情を他者に持ったことは一度もありませんが、特定の人と仲良くなりたいって感情を持つことはあります。

でも、僕が持つ感情はどうやら世間でいう恋愛や結婚とは明らかに違うようにおみます。
かといって、自慰をしないわけでもありませんので性欲自体が無いわけでもない。
でも、他人に向くことはないし、裸体を見ても何も感じない。

と、自覚して何年経っても自分の立ち位置が定まらない感があります。
異性愛であれ、同性愛であれ、性愛者の考えは理解できないってことだけは確かですが…

僕も恋愛や結婚の必要性をあまり感じることができませんが、子孫繁栄のための自然の摂理だということは理解をしていますし、それは認めないといけないことだと考えています。

歳を重ねるにつれ、皆周囲は恋愛、結婚、子育て…と色々忙しそうです。
しかし、僕はただただ歳月が過ぎていくだけ。この事の不安や焦りは相当のものです。
友達と遊んだりする時間がどんどんなくなって社会から孤立する不安や焦り…。

ノンセクを含めアセクシャルでいて良い事なんて何もありません。ですが、自分で変えることもまたできません。

一般的なＬＧＢＴと違ってまったく知名度がない存在（特に男性のアセクシャルは）ですが、そういう存在があり得ることだけは確かです。

はじめまして。

岩手県在住の30代前半でAセクシャル自認の♂です。
東北在住の方はいないのかなと思っての投稿です。

自分がセクシャルマイノリティと自覚したのが20代後半、紆余曲折あってたどり着いた答えが「Aセクシャル」です。

Aセクシャルと一口に言っても様々あるようですが、自分の場合は簡単に書けばこんな感じです。

・他者への性的欲求×　
…男女とも性的魅力を感じたことがなく、キス・ハグ・手を繋ぐ・性交渉など、その欲求に基づく行為をしません。できません。
・他者への恋愛感情×
…一般的とされる恋愛感情はないと思います。でも、男性で情緒的に繋がりたいと思う人は稀にいます。デミセクシャルの要素があるような気がするので、女性と深くかかわると自分の感情がどうなっていくのかは未知数です。
・性欲△
…男女とも裸体や性的なコンテンツには興味はありませんが、自慰はすることはあります。

なぜ投稿したのかといえば、生きづらさや将来の不安は言うまでもないですが、同じ地域で友達として付き合える存在が欲しいと思うからです。
お互いにとっての「理解者」の存在は、今抱える孤独や不安を和らげてくれるんじゃないかと思っています。
性愛者にそれを求めるには限界があると感じています。

ブログに色々書いています。もし、興味を持っていただいて、メッセージを頂けたらと思います。

→頭文字に「ｈ」を加えてください。

■メッセージはこちら
ttps://ssl.form-mailer.jp/fms/20be1827482723
■ブログ
ttp://ameblo.jp/ytpmmh84/

asexual.jpの掲示板システムを新しくしました。